小畑多丘展「BBOYIZM」



BBOY(ブレイクダンスするひと)を、
創りたくて木彫をはじめたという、
ストリートカルチャーをアートに昇華させた、
我らの、BBOY 彫刻家!小畑多丘君。

9月に銀座三越のギャラリーで、
展覧会が開催されたので、
遊びに行ってきましたよ、のレポート。


銀座にBBOY参上。
(そのコントラストがうける!)
相変わらずの躍動感と迫力。
作品には台座がなくて、衣服と人体の、

バランスで魅せる木の彫刻たち。



彫刻家、小畑多丘君。
藝大時代から作品をみせてもらっているけど、
なぜ創るか?その理由を聞くのが、
毎回楽しみのひとつ。





BBOYらしく、
チェアを決めてもらいしました。
左:JOMMY、右:多丘君

何度も取り直すと「早く!」と怒られます。笑



グッと寄ってみました。
うでや足の角度、できそうできない、
身体のフォルムを創るのだそうです。

細部へのこだわりと斬新さに、
いつもいつも驚かされる。



背後にまわってみました。
今にも飛び出しそうな躍動感。

ひっそりと木の香り漂わせながら、
呼吸しつづける彫刻。




ブレイクダンスするひとがモチーフなのに、
騒がしさはなくて、かわりに、
静謐でピンッと張り詰めた緊張感。

そして、彫刻そのものだけではなく、
銀座三越という空間までも、
不思議なBBOYIZMに染めてくれる。


これからますます進化するのでしょう、
今後の活躍がいつもたのしみ。







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